音楽を楽しむだけならハイレゾは不要 vol.2

音楽を楽しむのに必要な要素をざっくり言うと、
楽曲の出来:再生環境:オーディオ機材の解像度
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楽曲の出来
自分が楽しむのですから、自分の好きな曲、楽しみたい曲である。
ミックスダウンとか制作上の出来。(音楽の音質ここ)

再生環境
いつどんな場所で、どんな機材で、プラス自分の気分とか。
まぁ、ポータブルオーディオよりミニコンポ、それより本格的なコンポなのは当然ですが、同じオーディオ機材でも、セッティングが違うと聴こえ方も変わります。
ベストポジションに居るのとキッチンでながら聴きではだいぶ違う。
映像で例えるなら、逆光バリバリとほんのり照明の部屋で観る映画では、お楽しみ度もだいぶ違うと思います。

オーディオ機材の解像度
mp3-64kとmp3-320k
これは結構違います、画像で例えるなら、200万画素のカメラと1300万画素のカメラくらい、クッキリハッキリ感に違いがでる。
ネットなら128k、BGMなら192kでも十分です。
mp3-320kとCD
本格的なオーディオ機材で大音量なら違いが分かります。
超高音の抜け、音の艶がちょっと違うとか音に締まりがある感じです。
しかしながら、日本の住環境でこの条件を満たせる人は少しだけ。
CDとハイレゾ
録音時からハイレゾ音源を、ハイレゾ対応のオーディオ機材で、専用のオーディオルームとかで大音量なら違いが分かるかも?…くらい。
ちなみに、それだけのHi-Fi環境ならCDも超高音質で楽しめますので、呼吸を止めないと違いが分からないかも…。

結局の所、8kテレビでつまらない番組を観るより、
iPadでお気に入りの映画を観る方が楽しいと言うことです。
最終的に聴いている音楽は、空気の振動をキャッチして、脳内で再構成したもの、人間の脳はアバウトです。
楽しめるかどうかはそこですので、オーディオ機材の解像度はあまり影響力が在りません。
前回も書きましたが、余ったお金で美味しい物でも食べた方が賢明です。

音楽を楽しむだけならハイレゾは不要

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音楽を楽しむだけならハイレゾは不要

ハイレゾを謳い文句にして高額商品を売るのが増えてます。
プレイヤーの解説をしているウェブサイト・ブログなどでも、デジタル音源の解像度が高くなると、あたかも実際に聴くアナログ音声が高音質になるかの様に読めるのもある。
元の収録が高音質・高解像度ならそうですが、ローレゾのデジタル音源をアップサンプリングしても(CD、mp3、AACとか)、実際に聴くアナログ音声が変わる事はありません、機材の音質と音楽の音質は全く別な話です。
解像度の数字が倍になっても、アナログ音声の音質が倍になるわけではありません。
アナログ音声にハイレゾはありません、実際に聴く音楽の音質は、DAコンバーターの性能、その他の再生機材の性能とセッティング、リスナーの再生環境によって変わるものです。
再生環境の良し悪しに比べれば、サンプリング周波数やビットレートの違いは髪の毛一本の話。
人類の聴力を考えるなら、CDクオリティで十分でしょう。
圧縮音源でも、256kくらいで十分楽しめますよ。
CDの数倍の解像度にするメリットより、ファイルサイズが大きくなるデメリットのほうが大きいように思います。

そもそもの音源である楽曲の良し悪しが大事なのは言うまでもないこと。
良い音楽は、チープなターンテーブルとレコードでも楽しめるもの。
レコードの場合、高音質・高規格でプレスされたつまらない楽曲より、中古プラスチックを使ったマイナー工場製の上等な楽曲の方が遥かに楽しいです。
デジタル音源も然り、つまらない楽曲のハイレゾより、上等な楽曲のmp3の方が楽しめますよ。
ハードウェアに高額使うより、より良い楽曲の購入費用に充てた方が豊かな暮らしと言うものです。(余ったお金で美味しい物を食べるとか…)

hirez

オーディオマニア、高級・高額な商品を所有して気持ちよくなりたい方は、この限りではありませんので悪しからず。

音楽を楽しむだけならハイレゾは不要 vol.2